KVプロセッサ

このプロセッサは、foo=barの種類のメッセージ(または特定のイベントフィールド)を自動的に解析するのに役立ちます。

たとえば、ip=1.2.3.4 error=REFUSEDを含むログメッセージがある場合、次のように構成することで、これらのフィールドを自動的に解析できます:

Js

  1. {
  2. "kv": {
  3. "field": "message",
  4. "field_split": " ",
  5. "value_split": "="
  6. }
  7. }

KVプロセッサを使用すると、制御できないフィールド名が生成される可能性があります。代わりに、オブジェクト全体を単一のフィールドとしてマッピングし、その内容に対して簡単な検索を可能にするFlattenedデータ型の使用を検討してください。


表30. KVオプション

名前 必須 デフォルト 説明
field はい - 解析するフィールド。 テンプレートスニペットをサポートしています。
field_split はい - キーと値のペアを分割するために使用する正規表現パターン
value_split はい - キーと値のペア内で値からキーを分割するために使用する正規表現パターン
target_field いいえ null 抽出されたキーを挿入するフィールド。デフォルトはドキュメントのルートです。テンプレートスニペットをサポートしています。
include_keys いいえ null ドキュメントにフィルタリングして挿入するキーのリスト。デフォルトはすべてのキーを含むことです
exclude_keys いいえ null ドキュメントから除外するキーのリスト
ignore_missing いいえ false trueおよびfieldが存在しないか、nullの場合、プロセッサはドキュメントを変更せずに静かに終了します
prefix いいえ null 抽出されたキーに追加されるプレフィックス
trim_key いいえ null 抽出されたキーからトリムする文字列
trim_value いいえ null 抽出された値からトリムする文字列
strip_brackets いいえ false trueがある場合、抽出された値からブラケット()<>[]および引用符'"を削除します
description いいえ - プロセッサの説明。プロセッサの目的や構成を説明するのに便利です。
if いいえ - プロセッサを条件付きで実行します。プロセッサを条件付きで実行するを参照してください。
ignore_failure いいえ false プロセッサの失敗を無視します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。
on_failure いいえ - プロセッサの失敗を処理します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。
tag いいえ - プロセッサの識別子。デバッグやメトリクスに便利です。