KVプロセッサ
このプロセッサは、foo=bar
の種類のメッセージ(または特定のイベントフィールド)を自動的に解析するのに役立ちます。
たとえば、ip=1.2.3.4 error=REFUSED
を含むログメッセージがある場合、次のように構成することで、これらのフィールドを自動的に解析できます:
Js
{
"kv": {
"field": "message",
"field_split": " ",
"value_split": "="
}
}
KVプロセッサを使用すると、制御できないフィールド名が生成される可能性があります。代わりに、オブジェクト全体を単一のフィールドとしてマッピングし、その内容に対して簡単な検索を可能にするFlattenedデータ型の使用を検討してください。
名前 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
field |
はい | - | 解析するフィールド。 テンプレートスニペットをサポートしています。 |
field_split |
はい | - | キーと値のペアを分割するために使用する正規表現パターン |
value_split |
はい | - | キーと値のペア内で値からキーを分割するために使用する正規表現パターン |
target_field |
いいえ | null |
抽出されたキーを挿入するフィールド。デフォルトはドキュメントのルートです。テンプレートスニペットをサポートしています。 |
include_keys |
いいえ | null |
ドキュメントにフィルタリングして挿入するキーのリスト。デフォルトはすべてのキーを含むことです |
exclude_keys |
いいえ | null |
ドキュメントから除外するキーのリスト |
ignore_missing |
いいえ | false |
true およびfield が存在しないか、null の場合、プロセッサはドキュメントを変更せずに静かに終了します |
prefix |
いいえ | null |
抽出されたキーに追加されるプレフィックス |
trim_key |
いいえ | null |
抽出されたキーからトリムする文字列 |
trim_value |
いいえ | null |
抽出された値からトリムする文字列 |
strip_brackets |
いいえ | false |
true がある場合、抽出された値からブラケット() 、<> 、[] および引用符' と" を削除します |
description |
いいえ | - | プロセッサの説明。プロセッサの目的や構成を説明するのに便利です。 |
if |
いいえ | - | プロセッサを条件付きで実行します。プロセッサを条件付きで実行するを参照してください。 |
ignore_failure |
いいえ | false |
プロセッサの失敗を無視します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。 |
on_failure |
いいえ | - | プロセッサの失敗を処理します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。 |
tag |
いいえ | - | プロセッサの識別子。デバッグやメトリクスに便利です。 |