インデックスライフサイクル管理の開始と停止

デフォルトでは、ILMサービスはRUNNINGの状態にあり、ライフサイクルポリシーを持つすべてのインデックスを管理します。

インデックスライフサイクル管理を停止すると、すべてのインデックスの管理操作が一時停止します。たとえば、スケジュールされたメンテナンスを実施したり、ILMアクションの実行に影響を与える可能性のあるクラスターの変更を行う際に、インデックスライフサイクル管理を停止することがあります。

ILMを停止すると、SLM操作も一時停止されます。ILMを再起動するまで、スケジュールされたスナップショットは取得されません。進行中のスナップショットには影響しません。

ILMのステータスを取得

ILMサービスの現在のステータスを確認するには、ステータス取得APIを使用します:

Python

  1. resp = client.ilm.get_status()
  2. print(resp)

Ruby

  1. response = client.ilm.get_status
  2. puts response

Js

  1. const response = await client.ilm.getStatus();
  2. console.log(response);

コンソール

  1. GET _ilm/status

通常の操作の下で、応答はILMがRUNNINGであることを示します:

コンソール-結果

  1. {
  2. "operation_mode": "RUNNING"
  3. }

ILMの停止

ILMサービスを停止し、すべてのライフサイクルポリシーの実行を一時停止するには、停止APIを使用します:

Python

  1. resp = client.ilm.stop()
  2. print(resp)

Ruby

  1. response = client.ilm.stop
  2. puts response

Js

  1. const response = await client.ilm.stop();
  2. console.log(response);

コンソール

  1. POST _ilm/stop

ILMサービスは、停止するのに安全なポイントまですべてのポリシーを実行します。ILMサービスがシャットダウンしている間、ステータスAPIはILMがSTOPPINGモードであることを示します:

コンソール-結果

  1. {
  2. "operation_mode": "STOPPING"
  3. }

すべてのポリシーが安全な停止ポイントに達すると、ILMはSTOPPEDモードに移行します:

コンソール-結果

  1. {
  2. "operation_mode": "STOPPED"
  3. }

ILMの開始

ILMを再起動し、ポリシーの実行を再開するには、開始APIを使用します。これにより、ILMサービスはRUNNINGの状態になり、ILMは中断したところからポリシーの実行を開始します。

Python

  1. resp = client.ilm.start()
  2. print(resp)

Ruby

  1. response = client.ilm.start
  2. puts response

Js

  1. const response = await client.ilm.start();
  2. console.log(response);

コンソール

  1. POST _ilm/start