機械学習の決定者

オートスケーリング機械学習の決定者(ml)は、機械学習ジョブと訓練済みモデルを実行するためのメモリとCPUの要件を計算します。

機械学習の決定者は、mlノードを管理するポリシーに対して有効です。

クラスターが適切にスケーリングされていないときに機械学習ジョブを開くためには、xpack.ml.max_lazy_ml_nodesを可能な最大の機械学習ノード数に設定します(詳細については高度な機械学習設定を参照してください)。Elasticsearch Serviceでは、これが自動的に設定されます。

設定

  1. - `````num_anomaly_jobs_in_queue
  • (オプション、整数)許可するキューに入った異常検出ジョブの数を指定します。デフォルトは0です。
  • num_analytics_jobs_in_queue
  • (オプション、整数)許可するキューに入ったデータフレーム分析ジョブの数を指定します。デフォルトは0です。
  • down_scale_delay
  • (オプション、時間値)スケールダウン前の遅延時間を指定します。デフォルトは1時間です。ウィンドウ全体でスケールダウンが可能な場合、スケールダウンが要求されます。ウィンドウ中にクラスターがスケールアップを必要とする場合、ウィンドウはリセットされます。

この例では、機械学習の決定者のデフォルト設定をオーバーライドするmy_autoscaling_policyという名前のオートスケーリングポリシーを作成します。

Python

  1. resp = client.autoscaling.put_autoscaling_policy(
  2. name="my_autoscaling_policy",
  3. policy={
  4. "roles": [
  5. "ml"
  6. ],
  7. "deciders": {
  8. "ml": {
  9. "num_anomaly_jobs_in_queue": 5,
  10. "num_analytics_jobs_in_queue": 3,
  11. "down_scale_delay": "30m"
  12. }
  13. }
  14. },
  15. )
  16. print(resp)

Js

  1. const response = await client.autoscaling.putAutoscalingPolicy({
  2. name: "my_autoscaling_policy",
  3. policy: {
  4. roles: ["ml"],
  5. deciders: {
  6. ml: {
  7. num_anomaly_jobs_in_queue: 5,
  8. num_analytics_jobs_in_queue: 3,
  9. down_scale_delay: "30m",
  10. },
  11. },
  12. },
  13. });
  14. console.log(response);

コンソール

  1. PUT /_autoscaling/policy/my_autoscaling_policy
  2. {
  3. "roles" : [ "ml" ],
  4. "deciders": {
  5. "ml": {
  6. "num_anomaly_jobs_in_queue": 5,
  7. "num_analytics_jobs_in_queue": 3,
  8. "down_scale_delay": "30m"
  9. }
  10. }
  11. }

APIは次の結果を返します:

コンソール-結果

  1. {
  2. "acknowledged": true
  3. }