SAMLログアウトAPI
アクセストークンとリフレッシュトークンを無効にするリクエストを送信します。
このAPIは、Kibana以外のカスタムWebアプリケーションでの使用を目的としています。Kibanaを使用している場合は、Elastic StackでのSAMLシングルサインオンの設定を参照してください。
リクエスト
POST /_security/saml/logout
説明
このAPIは、SAML認証APIによってユーザーのために生成されたトークンを無効にします。
ElasticsearchのSAML領域が適切に構成されており、SAML IdPがこれをサポートしている場合、Elasticsearchの応答には、ユーザーをSAMLログアウトリクエストを含むIdPにリダイレクトするためのURLが含まれています(SP主導のSAMLシングルログアウトを開始します)。
Elasticsearchは、SAML APIを介して必要なすべてのSAML関連機能を公開しています。これらのAPIは、SAMLベースの認証を提供するためにKibanaによって内部的に使用されますが、他のカスタムWebアプリケーションや他のクライアントでも使用できます。 SAML認証API、SAML認証準備API、SAML無効化API、およびSAML完全ログアウトAPIも参照してください。
リクエストボディ
token
- (必須、文字列)SAML認証APIを呼び出した際に返されたアクセストークン。代わりに、
refresh_token
を使用して元のトークンをリフレッシュした後に受け取った最新のトークン。 refresh_token
- (オプション、文字列)SAML認証APIを呼び出した際に返されたリフレッシュトークン。代わりに、元のアクセストークンをリフレッシュした後に受け取った最新のリフレッシュトークン。
レスポンスボディ
redirect
- (文字列)SAMLログアウトリクエストをパラメータとして含むURL。ユーザーはこのURLを使用してSAML IdPにリダイレクトされ、シングルログアウトを開始できます。
例
以下の例は、成功したSAML応答でSAML認証APIを呼び出すことによって生成されたトークンのペアを無効にします:
Python
resp = client.security.saml_logout(
token="46ToAxZVaXVVZTVKOVF5YU04ZFJVUDVSZlV3",
refresh_token="mJdXLtmvTUSpoLwMvdBt_w",
)
print(resp)
Js
const response = await client.security.samlLogout({
token: "46ToAxZVaXVVZTVKOVF5YU04ZFJVUDVSZlV3",
refresh_token: "mJdXLtmvTUSpoLwMvdBt_w",
});
console.log(response);
コンソール
POST /_security/saml/logout
{
"token" : "46ToAxZVaXVVZTVKOVF5YU04ZFJVUDVSZlV3",
"refresh_token" : "mJdXLtmvTUSpoLwMvdBt_w"
}
APIは以下の応答を返します:
Js
{
"redirect" : "https://my-idp.org/logout/SAMLRequest=...."
}