スプリットプロセッサ

フィールドを区切り文字を使用して配列に分割します。文字列フィールドのみに適用されます。


表 43. スプリットオプション

名前 必須 デフォルト 説明
field はい - 分割するフィールド
separator はい - 区切り文字に一致する正規表現、例 , または \s+
target_field いいえ field 分割値を割り当てるフィールド。デフォルトでは field がその場で更新されます
ignore_missing いいえ false truefield が存在しない場合、プロセッサは静かに終了し、ドキュメントは変更されません
preserve_trailing いいえ false 空の末尾フィールドを保持します(ある場合)。
description いいえ - プロセッサの説明。プロセッサの目的や設定を説明するのに便利です。
if いいえ - 条件付きでプロセッサを実行します。条件付きでプロセッサを実行するを参照してください。
ignore_failure いいえ false プロセッサの失敗を無視します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。
on_failure いいえ - プロセッサの失敗を処理します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。
tag いいえ - プロセッサの識別子。デバッグやメトリクスに便利です。

Js

  1. {
  2. "split": {
  3. "field": "my_field",
  4. "separator": "\\s+"
  5. }
  6. }
すべての連続した空白文字を単一の区切り文字として扱います

preserve_trailing オプションが有効な場合、入力の末尾にある空のフィールドは保持されます。たとえば、以下の設定では、my_field プロパティの値 A,,B,, は、2つの空の末尾フィールドを持つ5つの要素の配列 ["A", "", "B", "", ""] に分割されます。preserve_trailing プロパティが有効でない場合、2つの空の末尾フィールドは破棄され、3要素の配列 ["A", "", "B"] になります。

Js

  1. {
  2. "split": {
  3. "field": "my_field",
  4. "separator": ",",
  5. "preserve_trailing": true
  6. }
  7. }