CSVプロセッサ

ドキュメント内の単一のテキストフィールドからCSV行のフィールドを抽出します。CSV内の空のフィールドはスキップされます。


表10. CSVオプション

名前 必須 デフォルト 説明
field はい - データを抽出するフィールド
target_fields はい - 抽出された値を割り当てるフィールドの配列
separator いいえ , CSVで使用される区切り文字、単一文字列でなければなりません
quote いいえ CSVで使用される引用符、単一文字列でなければなりません
ignore_missing いいえ false trueおよびfieldが存在しない場合、プロセッサはドキュメントを変更せずに静かに終了します
trim いいえ false 引用されていないフィールドの空白をトリムします
empty_value いいえ - 空のフィールドを埋めるために使用される値。この値が提供されない場合、空のフィールドはスキップされます。

空のフィールドは値がないもの(2つの連続した区切り文字)または空の引用符("")です |
| description | いいえ | - | プロセッサの説明。プロセッサの目的や設定を説明するのに役立ちます。 |
| if | いいえ | - | プロセッサを条件付きで実行します。プロセッサを条件付きで実行するを参照してください。 |
| ignore_failure | いいえ | false | プロセッサの失敗を無視します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。 |
| on_failure | いいえ | - | プロセッサの失敗を処理します。パイプラインの失敗を処理するを参照してください。 |
| tag | いいえ | - | プロセッサの識別子。デバッグやメトリクスに役立ちます。 |

Js

  1. {
  2. "csv": {
  3. "field": "my_field",
  4. "target_fields": ["field1", "field2"]
  5. }
  6. }

trimオプションが有効になっている場合、各引用されていないフィールドの先頭と末尾の空白はトリムされます。上記の設定では、A, Bの値はフィールドfield2{nbsp}B(先頭に空白あり)という値をもたらします。trimが有効な場合、A, Bはフィールドfield2B(空白なし)という値をもたらします。引用されたフィールドはそのまま残されます。