再試行ポリシー実行API

エラーステップにあるインデックスのlifecycleポリシーを再実行します。

リクエスト

POST <index>/_ilm/retry

前提条件

  • Elasticsearchのセキュリティ機能が有効になっている場合、このAPIを使用するには管理対象のインデックスに対してmanage_ilmの権限が必要です。詳細についてはセキュリティ権限を参照してください。

説明

ポリシーをエラーが発生したステップに戻し、そのステップを実行します。インデックスがエラーのステップにあるかどうかを確認するには、ILM Explain APIを使用します。

パスパラメータ

  • <index>
  • (必須、文字列)再試行するインデックスの識別子をカンマ区切り形式で指定します。

クエリパラメータ

  • master_timeout
  • (オプション、時間単位)マスターノードを待機する期間。タイムアウトが切れる前にマスターノードが利用できない場合、リクエストは失敗し、エラーが返されます。デフォルトは30sです。リクエストがタイムアウトしないことを示すために-1に設定することもできます。
  • timeout
  • (オプション、時間単位)クラスタメタデータを更新した後、クラスタ内のすべての関連ノードからの応答を待機する期間。タイムアウトが切れる前に応答が受信されない場合、クラスタメタデータの更新は適用されますが、応答は完全に承認されなかったことを示します。デフォルトは30sです。リクエストがタイムアウトしないことを示すために-1に設定することもできます。

以下の例は、my-index-000001のポリシーを再試行します。

Js

  1. POST my-index-000001/_ilm/retry

リクエストが成功した場合、次の結果が返されます:

Js

  1. {
  2. "acknowledged": true
  3. }