共通API - Global Variables - 《WordPress開発者リソース》日本語

はじめに

WordPress特有のグローバル変数は、さまざまな理由でWordPressコード全体で使用されます。WordPressが生成するほぼすべてのデータは、グローバル変数に見つけることができます。

グローバル変数を直接変更するのではなく、利用可能な場合は適切なAPI関数を使用することをお勧めします。

コード内でグローバル変数にアクセスするには、まずglobal $variable;で変数をグローバル化する必要があります。

以下にリストされている以外の他のグローバル変数にアクセスすることは推奨されません。

ループ内では、これらのグローバル変数が設定され、現在処理中の投稿に関する情報が含まれています。

$post (WP_Post): 現在の投稿の投稿オブジェクト。WP_Postクラスリファレンスで説明されています。
$posts: 一部のコア関数によって使用され、$query->$postsと混同しないでください。
$authordata (WP_User): 現在の投稿の著者オブジェクト。WP_Userクラスリファレンスで説明されています。
$currentday (string): 現在の投稿が公開された日。
$currentmonth (string): 現在の投稿が公開された月。
$page(int): 現在表示されている投稿のページ。クエリ変数ページによって指定されます。
$pages(array): 現在の投稿のページの内容。各ページ要素は、タグで区切られたコンテンツの一部を含みます。
$multipage (boolean): 現在の投稿に複数のページがあるかどうかを知るためのフラグ。投稿に複数のページがある場合はtrueを返し、$pagesに関連します。
$more (boolean): WordPressが現在の投稿にタグを強制すべきかどうかを知るためのフラグ。trueの場合、WordPressはmoreタグを強制しません。
$numpages (int): 投稿内のページ数を返し、$pagesに関連します。

これらのグローバル変数は、ユーザーが使用しているブラウザに関するデータを保存します。

これらのグローバル変数は、WordPressが実行されているWebサーバーに関するデータを保存します。

$super_admins(array): スーパーユーザー権限を付与されるべきユーザーIDの配列（マルチサイト）。このグローバルはサイト所有者（例：wp-config.php）によってのみ設定され、スーパーユーザー権限を持つべきユーザーのIDの配列を含みます。設定されている場合、データベース内のスーパーユーザーのリストを上書きします。
$wp_query(object): WP_Queryクラスのグローバルインスタンス。
$wp_rewrite(object): WP_Rewriteクラスのグローバルインスタンス。
$wp(object): WP環境設定クラスのグローバルインスタンス。
$wpdb(object): wpdbクラスのグローバルインスタンス。
$wp_locale(object): WP_Localeクラスのグローバルインスタンス。
$wp_admin_bar (object): WP_Admin_Barクラスのグローバルインスタンス。
$wp_roles(object): WP_Rolesクラスのグローバルインスタンス。
$wp_meta_boxes(array): すべての登録されたメタボックスを含むオブジェクト。すべての投稿タイプ（カスタムを含む）のID、引数、コールバック関数、タイトルが含まれます。
$wp_registered_sidebars(array)
$wp_registered_widgets(array)
$wp_registered_widget_controls(array)
$wp_registered_widget_updates(array)

$pagenow(string): wp-adminで使用されます。
WordPress管理画面APIのget_current_screen()も参照してください。
$post_type(string): wp-adminで使用されます。
$allowedposttags(array)
$allowedtags(array)
$menu(array)